一日のうちに何度も売買を繰り返して利益を上げる

fsdoii 株式投資は投資機関によっていくつかのスタイルに分類されます。一日のうちに何度も売買を繰り返して利益を上げることを目指す取引スタイルをデイトレードといい、デイトレードを専門に行うトレーダーをデイトレーダーと呼びます。

 数週間以上の期間をかけて売買を行うスイングトレードとは異なり、デイトレードはとにかく資金の回転スピードが速く、売買を一日に何度も繰り返して利益の確保を目指します。そのため一般的な株式投資とは攻略法が全く異なり、長年株取引の経験を積んだ人でもデイトレードには一切手を出さないというケースがほとんどです。

 デイトレードので株を保有する時間は、最長でも一日、短ければ数十秒です。じっくり止まって値上がりを待つのではなく、激しい値動きの一瞬の隙間を狙って利益を確保しなければいけないため、トレードの間は一瞬たりとも注文画面から目を離すことは許されません。注文確定が数十秒遅れたせいで巨額の損失が出てしまうことも珍しくなく、精神力と集中力が要求される投資スタイルとなっています。

 デイトレードの基本は「売買は一日で完結させる」ということです。定義的には「バイナリーオプション」と類似性が高いといわれています。値上がりしていようが値下がりしていようが、保有している株はその日の大引けまでに決済し、持ち株をゼロにして終了させることになります。なぜ一日の間に売買を完了させるのか。それは取引終了後の株式市場の変化を回避するためです。もし大引け後に重大なニュースが発表されれば、翌日の取引開始時点で大きな値動きが生まれてしまいます。デイトレーダーは予期せぬ値動きを避けるために株を翌日まで持ち越すことはせず、全ての決済をその日のうちに完了させてしまいます。まれに一日のうちに取引が成立しないケースもありますが、その場合は翌日の寄付きでの決済を目指します。

 デイトレードはとにかく資金の回転率が高く、元手が少額でも一日のうちに何度も利益を重ねていくことが可能です。一回の取引で得られる利益は高くても、一日のうちに何度も売買を繰り返すことができますから、結果的にスイングトレードよりも利益を積み重ねやすく、少額の資金しかない人でも稼ぐチャンスは増加します。収益の機会が間位置にあるということは、資金をすぐに増やせるということでもあります。元手となる資金が増えれば、それだけ一度に取引できる金額も増加しますから、デイトレードを重ねていけばどんどん利益を確保しやすくなっていきます。同じ資金を使うのであれば、回転数の多いデイトレードが最もチャレンジの機会の多い投資スタイルということになります。